事故

台湾列車脱線事故まとめ|日本製?場所や原因・日本人の被害者は?

4月2日、台湾の花蓮県で列車が脱線する事故が発生し、150人近い被害者が出ているようです。列車は台湾鉄道の特急「太魯閣(タロコ)号」で、車両の一部が脱線してトンネルに衝突しました。台湾では「清明節」と呼ばれる4連休がちょうど始まったばかりで500人ほどの乗客がいて電車内は混雑していたとのこと。なぜこのような脱線事故が起こってしまったのでしょうか?発生原因や車両の製造元、事故発生場所や被害状況などを網羅的にまとめてみました。

台湾列車脱線事故まとめ|事故発生場所

 

タロコ号は、台北・新北市の樹林駅から台東県の台東駅に向かって図のように南下していたと考えられます。

台湾には新幹線がないため、特急が多くの人の交通手段であると考えられます。清明節と呼ばれる4連休がスタートし、多くの人が長距離での移動していたと考えられるため、被害も拡大しているようです。

 

台湾列車脱線事故まとめ|日本製(日立製作所TEMU1000型)

 

今回脱線事故を起こした列車は、台湾鉄道の特急「太魯閣(タロコ)号」です。

8両編成で製造元は、日立製作所になります。

「TEMU1000型」といわれる太魯閣(タロコ)号は、JR九州の特急「かもめ」「ソニック」の車両885系の兄弟的な存在であると考えられます。


かもめ

日立製作所で製造されている特急ということで、フォルムやデザインはかなり似ていますね。車体を傾けても、車内に乗車しているお客さんがその影響を受けにく設計になっています。日立製作所は、台湾鉄道に対して、鉄道車両や変電設備の納入実績があります。タロコ号は2007年5月に運行開始し、着々と実績を積み重ねているところでした。

台湾列車脱線事故まとめ|事故発生の原因や理由

事故発生の原因は、付近で作業していた工事車両が線路に転落し、特急タロコ号と衝突したと発表しています。


https://www.yomiuri.co.jp/world/20210402-OYT1T50132/


https://www.nishinippon.co.jp/item/o/717651/

上の図をご覧ください。トンネルへ侵入していく列車の7号目付近に、滑り落ちてきた工事用の作業者が衝突していることがわかります。その影響で、トンネル内に進んでいた先頭車両が壁に衝突、後続する車両も歪み、脱線の原因となっていることがわかります。

 

当局の調査によると、工事車両のサイドブレーキをかけ忘れた可能性があると考えられているようです。

 

列車は時速120kmで走行していたようです。高速道路で乗用車を運転しているスピード感です。新幹線の通常運行速度が360kmなので、半分以下ですね。

 

また今回の事故は、車両自体に問題があるわけではなく、外部要因の事故であるとの見解ができると思われます。

台湾列車脱線事故まとめ|日本人被害者(被害状況)

現在、日本人2名が軽傷を負ったと報道されています。

・50代男性

・20代女性

いずれも、自力で病院まで行って治療を受けているそうです。事故全体では、146人以上が負傷し、運転手含む51人が死亡しているということなのです。日本人の死亡者が現時点で発表されていないので、日本としては最悪の事態は免れたと考えられます。

事故車両に居合わせた人のインタビューでは、多くの人が椅子の下敷きになり、またその上に人が積みあがる事態となっていたようです。