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大坂なおみ記者会見拒否の理由はなぜ?|罰金160万は年収の0.01%

5月30日に開催されたテニスの全仏オープンで大坂なおみ選手が会見を拒否したとして波紋をよんでいます。全仏オープンでは選手会見が義務付けられているため、会見拒否をした大坂なおみ選手は罰金の措置が講じられたようです。グランドスラムの一角である全仏オープンにて会見を拒否した選手など今までいたでしょうか。大坂なおみ選手はこの前の試合でもラケット破壊で波紋をよんでおり、一挙一動に注目が集まっている状況です。

大坂なおみ記者会見拒否の理由はなぜ?

大坂なおみ選手が記者会見を拒否した理由は「選手の心の健康状態が無視されていること」への問題提起のようです。

 

試合開催まえの5月27日に画像にて上記のような文章を公表していました。

~日本語要約~

みなさんお元気ですか?

私はローランギャロスで記者会見をするつもりがないことを伝えるためにこれを書いています。

記者の人々がアスリートのメンタルヘルスを考慮していないと感じることがあります。

私たち選手はしばしばそこに座って、以前に何度も尋ねられた質問をしたり、疑念をいだかせるような質問をされたりします。

プレスルームで負けた後、選手が倒れていくシーンを幾度となく見てきました。

私が記者会見をしないということは、大会にとっても個人的なことではありません。

若い頃から何人かのジャーナリストが私にインタビューをしてきましたが、彼らとは友好な関係を築いています。

しかし組織が、「報道をしないと罰金を科せる」と言い続け、選手のメンタルヘルスを無視し続けるなら、私は笑うしかありません。

とにかく、私が払った多くの罰金がメンタルヘルスのチャリティーに使われることを願っています。

以上の文章をみてわかるように、幾度となく同じ質問をされたり、神経を疑うような差別的な質問をされることが選手のメンタルを傷つけていると主張しているようです。

確かに大坂なおみ選手自身もハーフですし、人一倍、繊細な質問をされてきたのかもしれません。

そういう意味では他の人にはわからないような問題が彼女には見えているのかもしれません。

また、大坂なおみ選手は2020年には「BLM(ブラック・ライブス・マター)」の運動にも参加していました。


BBCNEWS

 

黒人人種差別の被害にあった人の名前が記されたマスクを着用して2020年9月の全米オープンに出場したことで大きな話題を呼んでいました。

 

このことからも彼女は非常に人権問題などに関心が高く、問題意識の高い人物であることがわかります。

 

今回の会見拒否は多くの選手から「会見も仕事の一部である」という見解を示しており、同意を得ることはできていないようです。

 

彼女は試合の場を「テニスで勝つ」こと以外に、自身の主張を訴える場として活用している様子がよくわかります。

大坂なおみ罰金160万・今後の活動・処分は?

大坂なおみ選手は今回ローランギャロスの規定に則り、「1万5000ドル」の罰金が科せられました。

日本円にして約160万円という大金です。

まあ大金とはいっても、大坂なおみ選手の年俸はスポンサー収入も含めて約60億円ですから、年収の6000分の1の出費ということになります。

サラリーマンの年収500万だとしたら、800円です(笑)

金額としては大したことありませんが、今後も会見拒否が続くようだとグランドスラムの大会に出場できなくなる可能性も考えられます。

 全仏主催者は声明で「彼女の発表以降、ローランギャロスのチームは彼女に自分の立場を再考するように求め、彼女の健康状態を確認し、彼女の問題の詳細を理解し、現場でそれを解決するために何ができるかを話そうとしましたが、うまくいきませんでした」と、説明。全豪、ウインブルドン、全米の他のグランドスラム主催者とともに大坂に対話を提案する手紙を送ったという。

大坂なおみ会見拒否

記事によると、全仏の主催者は大坂なおみ選手と話し合いの場を設けようとしましたが、それもうまくいかなかったとのこと。

「うまくいかなかった」という表現が曖昧ですが、会見拒否を決めた大坂なおみ選手の意志は固く、返信が返ってこなかったか、断られたものだと推測されます。

今後も、2回戦、3回戦とすべての会見を拒否するつもりなのでしょうか。

そうなると、更なる罰金や出場停止が検討されてもおかしくありません。

また、全仏以外にも、全米、全豪、全英と続く大会でも出場禁止となれば、現在2位の世界ランキングも下がらざるをえません。

今後、会見をしなくてもいい大会だけにしか参加されないのだとしたら、現在スポンサー契約をしている日清食品などの企業との契約も解除となり年収も大幅に減ってしまうのではないでしょうか。

 

今後の大坂なおみ選手の会見有無にはぜひ注目していきたいところです。